佐久間がお届け!看護師転職の感想

2018年02月25日

人手不足の続く雇用市場で今後も求人先の多い職種

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人は歳をとるにつれて体力や気力の低下が避けられず、定期健康診断を受けていても病気を発症したり、認知機能の低下も起こってきます。従って、人口減少が今後とも進んでいくとともに高齢化の進む社会では医療機関や介護施設の果たすべき役割が益々高まっていくはずです。

ところが、医療機関の患者や介護施設の入所者にはいずれも身体面でデリケートな状態になっている生身の高齢者が多くなります。しかも、ひとり一人の体調や症状が日々、異なっていくので、医療機関の医師や看護師あるいは、介護施設の介護士等には高度な医療技術や介護能力が夫々求められます。

現在、770万人もいる団塊世代が既に65歳を超え、2025年には全員が後期高齢者になるわけですが、今後、医療機関や介護施設で働く人の職場がAIの普及やロボットの導入が進んでも減ることがないと見込まれています。

医師や看護師及び介護士が毎年、世の中に輩出されても夫々、難関の国家試験をパスしないといけないため増員は限定的にならざるを得ません。このため、今から2025年問題に対処していても中々、人材の充足感が現われないでしょう。

職場では多忙な職業で、患者等から頼られる存在であるだけにやりがいを感じて働いている人も多いですが、退職して異業種の仕事を検討している人も多いはずです。昨今の雇用市場が求人しても人手不足が続いている状況の中でもこうした専門職には誰もが応募できるわけでありません。

このため、医師は言うに及ばず、幅広い看護関連業務を求める求人業種も多いですから、看護師が別の職場を探すなら引く手あまたの状態です。その中から、勤務形態や勤務地、あるいは収入や勤務時間等の雇用条件次第で希望する求人先に応募可能な状況でしょう。但し、転職しても転職先の働き方次第で前職と同様にやりがいを感じられるかは別問題のはずです。引く手あまたの状態でこの国家資格を持った人の中に転職を繰り返す人が相当いるようですが、働く人の望みが夫々異なっていることを示しているようです。



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